今回の名義変更 『名義の方が亡くなっている場合』
忙しさにかまけ大分ご無沙汰してしまいました。
決算が近づいている事もありメーカーからの出荷も増えて中々時間が取れません。
そんな中少し前にあったお話を・・・。
名義変更を頼まれる事は多々ありますが、今回は既にお亡くなりになられている方の名義になっている車の名義変更です。
相談を受けたのは他県にお住まいの男性の方からで、当店の近所に住んでいる母親に、奥さんの亡くなった親の名義になっている車を譲りたいとのことです。
通常、名義の方が亡くなっている車を他人に譲る場合、必要な名義変更書類の他に必要な書類があります。
相続人全員の承諾を得た証明として『遺産分割協議書』という書類です。
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まずご本人が亡くなっている事が確認でき、相続人全員の記載がある『戸籍謄本』又は『戸籍の全部事項証明書』を取得。
相続人が確認できましたら、全員の署名と押印(実印)を『遺産分割協議書』にもらい、代表相続人の委任状と印鑑証明で譲る側の書類は揃います。
ただ今回もそうだったのですが、車の価値が100万円以下というのが証明できれば、書類を簡素化する事が出来ます。
近隣のディーラー等で査定を依頼すれば査定証などをくれますので、それで証明できます。
それが有れば『遺産分割協議書』の代わりに『遺産分割協議成立申立書』で手続き出来るようになるため、全員の署名捺印は必要なくなり、代表者のみの記入で済みます。
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譲られる方は、車庫証明、委任状、印鑑証明の用意で大丈夫です。
今回は他県からの名義変更になりナンバーが変わるため、車も陸運事務所へ持ち込む必要が有ります。
それにしても新しい車検証は小さくて見慣れないですね。
車の購入 新車と中古車どっちが良いの?
今、購入するとしたら新車と中古車どっちが良いの?
こんな質問をたまに受けます。
私の答えは、時間が許されるのであれば間違いなく新車をお勧めします。
理由は簡単、すぐに乗れるというメリットを考えても中古車は割高すぎます。
高年式の車は特にその傾向が強く、車種によっては新車より高額なんてことも・・・。
それに比べて新車は、納車遅れで売れ行きが思わしくないのもあってか、値引きが多い傾向にあるのでお得だと思うからです。
(メーカーにより差は有るでしょうが)
とは言ったものの注文自体を受け付けていない車種やグレードがあるのも現実ですので
希望車が頼めないのなら高くても欲しい車種を中古で選ぶのも選択の一つだと思います。
車の購入は損得だけではないですからね。
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昨年は、こういう方もいらっしゃいました。
納期が2年以上かかってしまう『本当に欲しい車種』をご注文し、それまで乗っている為の車として、同時に別の『納車が早い車種』をご注文していただいたという方です。
お客様曰く、支払いが納車間近まで必要ないなら、先に次の車の予約を入れている感覚だとおっしゃっていました。
世の中には余裕がある方が居るんだな~と私も思っていたのですが、考え方によってはあながちそうでもないのかも。
というのも、今の異常な状態がいつまで続くかにもよりますが、中古車が高いということは、下取りも高いという事になります。
余程の不人気車さえ避ければ、購入後に不意な出費の可能性が少ない新車を購入し、数年後に次の車が納車されるまで乗って 高値で下取りされれば、万一故障しても保証対応を受けられて、かつ最新の安全装備が付いている車を安心して乗り継げる。
結果 経済的にも出費が少なくて済む可能性が高いのかもしれません。
その一つの方法として『残価設定型』の分割払いというものが有ります。
メーカーによっても細かいルールがあったりはしますが、話を分かりやすくする為に、簡単に説明すると、例えば3年で契約したとして残価が100万円あるとしましょう、3年後に車を返却すると100万円の価値として引き取ってもらえます。
ただその時に下取りとして査定をしてもらい、仮に150万円の査定価格が出れば
150万円で下取りをしてもらう事が出来るのです。
反対に査定価格が80万円しか出なかったとしたらどうでしょう。
その場合も返却すれば100万円の価値として引き取ってもらえます。
自分に都合の良い条件の方を選ぶことが出来るのです。
そう、『残価設定型』は下取り価格を保証されている様なものなのです。
そういった面からか、近年は通常の分割払いより残価設定型の分割払いのご契約が増えています。
もちろん金利がかかりますので、現金でのお支払いより総支払額は多くなりますが、支払額が月々の生活リズムの一つとして無理のない額で常に新車を乗り続けるというのも選択肢の一つかもしれません。
そして手元に残した現金は投資に回して運用するという方も多いですよ。
いくつか下に貼り付けておきますので見てみて下さい。
愛車をメンテナンス まずは分解! 最終段階
今回は、いよいよエンジンを下ろします。
と言っても清掃するくらいで中をバラしたりはしません。
今回の目的は各部消耗品の交換とフレームのサビ取り、ステップが付く部分の曲がりの修正なのでエンジンの中は異音等不具合を感じた時に考えます。
まずはオイルを抜きエレメントも外します。
次はオイルクーラーも外します。
抜いた後はゴミが入らないようにマスキングテープ等で塞いでおきます。
この年式のタイプは排ガスをキレイにするための装置、エアインダクションシステム(AIS)という物が付いています。
それとプラグコードやイグニッションコイルも外していきます。
クラッチのレリーズ(クラッチからホースを追っていった先の物)の
8mmのボルト3本を外します。
裏にピストンがあるので私は飛び出さないように一応タイラップで固定しておきました。
エンジンを下ろさずにエアクリーナーボックスを外す場合はセルモーターを外さなくては外れないとのことですが、今回はこのまま先にエンジンを下ろしてしまいます。
(このエアクリーナーボックスが曲者で外すのにコツが要るんです。)
エンジンの重みがあるうちにステムナットとフロントホイールのアクスルシャフトを緩めておきます。
両側のブレーキキャリパーを外したら、やはりパッド脱落防止で間にちょうどいい物を挟んでおきます。(私は小さめのスパナ)
ハンドル周りは、面倒なのでハンドルポストから外してしまいました。
ヘッドライトはライト両脇のネジを外すとガラスの部分の部分が外れます。
メッキの部分のネジは角度調整用なので触らないほうがいいと思います。
すると中から配線が出てきますので後でスムーズに戻せるように写真を撮ってから外します。
続けてライトカバー、ライトステー、メーター等も外していきます。
次はステムナットを外し、トップブリッジを横にあるボルトを緩めて外します。
するとナット緩み止めのワッシャと二つの重なったナットが出てきます。
ワッシャを外してフックレンチでナットを外します。
片方のナットのみ外さず残しておきます。
フレーム右下のサブフレーム?を外しエンジン下にジャッキをかけて支えます。
私の今回のやり方は真似せずにエンジンをもっと確実に固定出来る方法をお勧めします。
私はバイクジャッキを置き、その上に木の板を組み合わせてエンジンを支えました。
そのままジャッキアップしてフロントタイヤを浮かし、アクスルシャフトを抜いてホイールを外します。
次に脇のボルトを緩めフォークを下から抜きます。
ステムも下に落ちないように支えながらナットを外します。
エンジンの支えは非常に不安定な状態ですが、このまま続行です。
一度ジャッキを下げます。
エンジン後ろ側の3つのエンジンマウントを外します。
エンジンフロント側のボルトを緩めジャッキの高さを調整しながらボルトを抜きます。
ここからは人手が最低1人、出来れば2人いてくれると安心です。
1人にエンジンのバランスを見てもらいながら、もう1人と2人でフレームを持ち上げながら左側に抜きます。
無理せずに慎重にやりましょう。
細かいものを外したら、やっとフレーム丸裸になりました~(´∀`)
写真はサビ取り、ステップ曲がり修正後
次回へ続きます。
明けましておめでとうございます!
2022年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか?
いい年だった方も、そうでなかった方も2023年が良い年であります様に、
お祈り申し上げます。
占いって信じますか?
私は個人的には、良い事は信じますが悪いことは信じない様にしています。
悪いことだと思わない様にしていると言ったほうが正しいですかね。
結局起きてしまった事なら気持ちは前向きの方が生産性が高いと思うからです。
要はどれだけ早く前向きになれるかで次に進む時間が短くて済むという風に思っているのです。
とはいえ、感情はそんなに簡単にコントロール出来るものではないので、落ち込んでしまうこともしばしば有ります。
そんな時は出来るだけ家族や友人と話すようにしています。
一人で考えていると、どうしても悪いイメージを抱いてしまうことが多くなってしまいがち。
誰かと話すだけで、違う視点での意見やアドバイスは勿論、人に聞いてもらうだけで気分も変わりますよね。
お悩みのある方は、自分ひとりで考えすぎてしまうのではなく、必ず誰かに話だけでも聞いてもらう様にしてみて下さいね。
話はガラリと変わりますが、令和5年1月10日に新型プリウスが出るとのことで、
去年12月21日くらいから各社先行予約注文開始になり、なんと2000ccは即日売り切れたそうです。
1.8の方はビジネスモデルとKINTO専用モデルらしいので実質一般向けは終了みたいです。
発売前に!
私の知人も当日約束していたのに間に合わなかったそうです。
ひどい話ですよね。
何はともあれ、今年も楽しく頑張っていきましょう!
愛車をメンテナンス まずは分解! リヤタイヤ ハーネス等
2022年も、もう残すところ数時間、今年もあっという間に終わってしまいました。
実はバイクは無事に作業を終えて、構造変更と新規車検を受けてきました。
久々の単車は楽しい!
寒いですけどね(´∀`)
その件は、また後日お話させていただきます。
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前回の続きです。
まずマフラーですが作業内容は純正マフラーでもないので割愛いたします。
ブレーキキャリパーを外します。
2本のボルトを外し、下にずらすと外れます。
そのままだとピストンが出てきてしまうので、ブレーキパッドの間に丁度いい厚さのものを挟んでおきます(私はスパナを挟んでしまいます)
写真のチェーンアジャスターを緩めます。
次にアクスルシャフトのボルトを緩めます。(32mm)
結構硬いだろうと覚悟していましたが、思ったより簡単に緩みました。(緩んでたのかな?)
チェーンカバーのボルト2本を外し、センタースタンドをかけタイヤを浮かせたら前にずらしチェーンを弛ませスプロケからチェーンを外します。
アクスルシャフトのナットを外しシャフトを抜き取りリヤホイールを外します。
次にリヤショックの上下のボルトを外しリヤサスを外します。
上側はヘックスローブレンチが必要になります。
スイングアームを外しますが、こちらのナットも少々硬めです。
そして外してみて初めて気が付いたのですが、エンジンマウントの左リヤ側にクラックが入っていました。
というか折れていました。
今回やってみて良かった〜
こんな状態で〇〇〇Km/h以上で走っていたと思うとゾッとします。
気を取り直し、お次はリヤフェンダーを外します。
これも社外品のフェンダーレスキットを組んでいたのですがそれも外します。
配線類は後で迷わないように各部写真を撮っておきます。
大体配線の色も同じですし、カプラーも同じものは近くに無いので、間違う可能性はかなり低そうです。
各配線を外していき、アクセルワイヤー等も外します。
アクセルワイヤーも狭くて外しづらかったですね。
インシュレーターのネジ、エアクリーナー側のネジを緩めてキャブを外すのですが、ここも狭くて内側に行くほど工具の可動域が狭く緩めづらかったです。
外し終わると次はキャブを横から抜くのですが、ここで大失敗をしてしまいました。
キャブを引き出す時にキャブヒーターの端子が引っ掛ってしまい折れてしまいました。
これです。
早速他の消耗品と一緒に注文します。
・ヒーターアセンブリ(5FU-83790-00)¥2,112-
・フロントブレーキのシリンダキット、マスタ(5DM-W0041-50)¥5,687-
・クラッチのシリンダキット、マスタ(3GM-W0099-00)¥2,805-
・リヤブレーキシリンダキット、マスター(5SL-W0042-50)¥2,695-
やはりシリンダーにはゴミなどが入らない様にマスキングテープで塞いでおきます。
あたりも暗くなってきましたし今日はこの辺で終了します。
今年はここまで!!
ありがとうございました。
皆さん良いお年をお迎えください。
電子車検証って知ってますか?
2023年1月4日から電子車検証というものが始まります。
今までの紙の車検証でなくICタグが付いた防水防炎素材の電子車検証に切り替わります。
サイズもA4サイズからA6サイズ(縦105mm、横177.8mm)になります。
ただ、今までのように折りたたんでりしてしまうとICタグが破損してしまうそうなので気を付けてください。
記載内容も簡略化され、詳細はアプリで確認する形になります。
メリットとしては、今までディーラー等の指定整備事業者で車検を受けた時に保安適合書を発行され、後日に車検証を受け取る形でしたが、その場で車検証のICタグ情報を書き換えすることで完結しますしステッカーの発行もされます。
ただ土日のように陸運局がお休みの日は、今まで通り保安適合書での対応になるそうです。
デメリットも有ります。
検査、登録手続きの手数料が引き上げになります。
自動車検査証の再交付手数料や検査手続の手数料や自動車検査証の交付手数料です。
いずれにせよ、今手元にある車検証がすぐに切り替えになるのではなく、車検を受けたり名義変更をしたり新たに車検証の切り替えが有った時に切り替わりますので、わざわざ陸運局に出向く必要はありませんので、ご安心ください。
愛車をメンテナンス まずは分解! 外装編
本業の忙しさもあり疎かになっていましたが、最近夢中になっていた事を書きたいと思います。
若い頃からバイクが好きで、この歳になっても乗っている古いバイクのメンテナンス(ほぼオーバーホール?)をすることにしました。
車体はヤマハのXJR1300という20年近く前に作られた物です。
以前からフレーム(骨格)各所のサビと転倒による右側ステップ取り付け部の曲がりも気になっていましたので、自分の出来る範囲でやってみることにしました。
あくまで素人の作業になりますので、参考程度で見てください。
参考にしていただいた結果については一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
全てのパーツを外し、メンテナンスしながら組み立てたいと思います。
数年前から考えていたのですが、今回車検を切らしたことを機に、満を持して始めました。
何分素人作業なので危なっかしい所もありますが記録を兼ねて書きます。
参考になる方がいらっしゃれば幸いです。
まずは、タンクを外します。
ガソリンコックはONのままでOKです。
刺さっている細いホースと太いホースを外します。少しガソリンが出てきますのでウエス等をあてておくと良いと思います。
サイドカバーは左右共 ボルトを1本外し手前に引っ張ると外れます。
シートを外し、タンクを止めているボルトを外します。
タンクを持ち上げて2本のホースを抜きます。
次に緑色のカプラーを外せば繋がっているものは全て外れました。
タンク本体は後ろ側にスライドさせながら持ち上げると外れます。
次に外装を外していきます。
シートカウルです。
両サイドの2本のボルトを外します。
バーは少し固くハマっていますが、溝に沿って持ち上げる感じです。
このボルトと、写真を撮り忘れてしましましたが、リヤウインカーの上あたりにもプラスのネジがありますので外します。
シートカウル本体は後ろにずらしながら外します。
テールランプ裏の電球のソケットを左に回し引き抜きます。
テールランプ自体も裏の3本のナットを外して取ります。
次はウィンカーの配線を外します。
ウィンカーの配線ですが、2本配線があり、緑の配線が右側ウィンカーで、左が茶色の配線、もう一方は黒で両方同じ所に刺さっています。
ウィンカー本体も取り外します。
次はフロントフェンダーです。
フロントフォークの2本のボルトを取ると裏側のステーも外れます。
これを左右取るとフェンダーが外れます。
外装編はこのくらいで・・・、次回に続きます。