Ymugiのアシスト

日常で気になった事を書いてます。お役に立てたら幸いです。

高齢ドライバーの運転

 近年、高齢者の事故が増えていますよね。

自動ブレーキ等の安全装備が付いている車も増えてきていますが、交通事故は跡を絶ちません。

自分の運転に不安を感じている人はまだマシで、危ない人に限って自分では気付いてなかったりします。

運転の危うさに気が付くのは、大概 家族の方なのですが、本人にその事を指摘しても、なかなか家族の話は聞いてくれない事が多く、怒り出す人も少なくないようです。

そこで私から話をして欲しいとの相談を受けることがあります。

そういう時に必ずお話するのが、むかし実際に経験したお話です。

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ある日ご高齢のお客様から私の携帯に電話が入りました。

内容は事故の相手の方に責められていて不安なので、現場に来て欲しいとの事でした。

まずはお怪我がないかの確認と、警察を呼んだのを確認し現場に向かいました。

到着し事故の内容を確認すると、お客様は自分がぶつけた事に気が付いてない様子でしたが、明らかに車には擦れた傷が・・・。

相手の方に聞いてみると、どうやら止まっていた、先方の車の側面を擦りながら通りすぎて立ち去ってしまった様です。

慌てて追いかけ、スーパーの駐車場に入ったところでお客様に追いついたそうです。

完全に当て逃げです。

傷の位置も完全に一致しています。

私からお客様に状況を説明し事情を把握されたところで、一緒にお相手にお詫びしました。

その際、私がお相手の方から言われたのは、

「こんな人に車を乗らせているあなたにも責任あるんじゃないのか」

という言葉でした。

実際にはもちろん私に直接的な責任はありませんし、その時はあくまで本人の判断に任せるものだと思っていました。

解決後、お客様には必要最低限の使用で、出来ればタクシー等を使っていただく様アドバイスさせていただきましたが、その後も乗り続けている事を黙認していました。

それか数ヵ月後、この方は家の近所で単独事故を起こしてしまい、ご本人は半年の入院、助手席に乗られていた奥様は亡くなられてしまいました。

自分が止めてあげられなかったせいで奥さんが亡くなられたと、今でも思い出しては後悔しています。

それまでは車を販売するのが私の仕事で、高齢者の方にはより安全な車をお薦めしていれば、それが正解だと思っていましたが、この事を機にご本人の安全はもちろん周りの方の安全を守るためにも、車を降りていただく選択を提案するのも車を扱うプロの仕事のひとつだと意識するようになりました。

セールスマンの中にはお客様の運転に危険を感じていても成績のために売らなければならない、もしくは完全に仕事と割り切り販売してしまう人が大多数います。

会社によっては、そちらを評価するところも少なくないでしょう。

今は各個人の考え方に任せた対応になっていますが、販売会社が会社の責任として売上を上げる事だけではなく、危険そうな運転を予想できるお客様にアドバイス等が出来る社員教育も行って欲しいです。

一時的なマイナスは有ったとしても、将来的に社会やお客様からの信用を得られ、結果会社のプラスになるのではないかなと思います。

 

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